往年の名車が県内を縦断した昨年の「ラフェスタ プリマヴェラ」=2023年4月24日、敦賀市蓬莱町(中野克規撮影)

 名古屋市から京都市まで4日間かけて往年の名車50台が走行するイベント「ラフェスタ プリマヴェラ」が4月22日、敦賀市内を通過する。休憩地点となっている市きらめきみなと館駐車場で見学することができる。

 北陸新幹線敦賀開業を記念した特別ルートとして、昨年に続いて市内を訪れる。1927年~67年に製造された国内外のスポーツカーなど、全国の愛好者が運転する名車が19日に熱田神宮(名古屋市)を出発。奈良県や京都府など2府6県の約1200キロを巡る。

 22日午前に熊川宿(若狭町)を通り、正午ごろに敦賀市きらめきみなと館に到着。午後1時半ごろまで市民らの見学が可能で、市はおぼろ昆布の手すき職人による実演で歓迎する。その後、資料館「人道の港 敦賀ムゼウム」に移動し、市内の保育園児が出迎える。

 市は、オーナードライバーらに敦賀の魅力を発信するとともに、県内外から訪れるクラシックカーのファンの観光消費にもつなげたい考えだ。

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