水素を使った燃料電池で動く乗り物の運転などができる「エネ×ecoサイエンス」=27日、敦賀市吉河の原子力の科学館あっとほうむ

 福井県敦賀市吉河の「原子力の科学館あっとほうむ」は4月7日まで、春休みの子ども向け科学イベント「エネ×ecoサイエンス」を開いている。

 水素を使った燃料電池で動くレーシングカーや飛行機などの形をした6種類のミニカーをはじめ、人力発電のミニ北陸新幹線の乗車などが楽しめる。

 日替わりでテーマを変えた工作教室も開かれている。水に溶けきれなくなった尿素がモコモコと結晶として出てくる反応を利用した工作実験や、LEDで光る恐竜のランタン作りなどがある。太陽光で動くロボット作りに挑戦した児童は「太陽の光で動くのがすごいと思った」と笑顔で話した。

 入場、参加無料。工作教室は先着順。問い合わせはあっとほうむ=フリーダイヤル(0120)691710。

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