• 来場者と笑顔で花換えする福娘=30日、敦賀市の金崎宮
  • 今年の福娘5人
  • オープニングセレモニーで太鼓演奏を披露する郷土太鼓伝承会
  • オープニングセレモニーで行われた餅まき
  • オープニングセレモニーであいさつする米澤光治市長
来場者と笑顔で花換えする福娘=30日、敦賀市の金崎宮

 桜の名所、福井県敦賀市の金崎宮で3月30日、「花換(はなかえ)まつり」が開幕した。多くの家族連れやカップルが訪れ、巫女(みこ)「福娘」と笑顔で小枝の花と花を重ね合わせ、幸せを願った。4月9日まで。

 まつりは明治時代、当時の男女が「花換えましょう」と声をかけ合い、桜の小枝を交換して思いを伝えたことに由来し始まったとされる。福娘と来場者が小枝を重ね合わせる“花換え”は9日までの午前10時~午後4時。9日まで毎日午後6~10時に桜のライトアップを行う。主催する敦賀観光協会によると、桜は30日時点で咲き始めで、6日頃に見頃となる見込み。

 福娘を務める専門学生は「大役を務められてうれしい。桜と一緒にお祭りを楽しんでほしい」と期待していた。

 7日までの午前10時~午後4時には日光さる軍団の「伝統芸能猿回し公演」が行われる。6日はクラフトマーケット「恋の花換市」が金崎宮のふもとの金前寺付近であり、キッチンカーや占い、雑貨販売などを予定している。

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