福井県敦賀の名物グルメやお土産を題材にしたカプセル玩具をガチャガチャで販売する「敦ガチャ」の第3弾がこのほど、敦賀市の海鮮市場「日本海さかな街」に設置された。新鮮な魚介類や特産品などが購入できる同市場にちなんで、海鮮丼やへしこのおにぎりなど7種類のストラップ付き玩具を用意した。
同市場の案内所で、500円を払うともらえるコインで1回利用できる。
敦ガチャは、新たな敦賀土産の開発を目指し、2017年に敦賀青年会議所と市が行ったアイデアの一般公募でグランプリに選ばれた企画。同市白銀町の就労支援事業所「ふらっぷ」がカプセル玩具の制作や管理を担当している。同市場は、新幹線開業で観光客の増加が期待されており、敦ガチャで出てきた商品を購入してもらえればと設置した。
第3弾はイクラやカニ、エビをのせた海鮮丼、ズワイガニ、焼き鯖すしのほか、おぼろ昆布やへしこ、ひじき、福梅の4種類のおにぎりを用意した。粘土で成形し絵の具で色を塗っており、魚の皮など細部までリアルに表現している。
敦賀名物のかたパンや豆らくがんなどの第1、2弾は、敦賀赤レンガ倉庫など市内の施設や店舗で販売している。ふらっぷの高崎さんは「第3弾の敦ガチャが観光客に敦賀若狭のおいしい海鮮を知ってもらえるきっかけになれば。第1、2弾の敦ガチャを含めて敦賀巡りをしてほしい」と話している。
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