アール・ブリュット展ふくいの入賞作品展=24日、敦賀市役所

 知的障害や発達障害のある人が出品した「第9回アール・ブリュット展ふくい」(福井新聞社後援)の入賞作品展が福井県敦賀市役所で開かれている。絵画やオブジェ、写真、書道など力作24点が並んでいる。2月8日まで。

 県知的障害児者生活サポート協会が主催、県が共催。県内の小学生から70代までの幅広い世代から258点が寄せられ、大賞など入賞作24点が選ばれた。

 オブジェの部大賞の「みんなで葉・は・ハ」は「大切な仲間や家族を思って」無数のユーカリの葉一枚一枚に顔を描き、貼り合わせた。書道作品の「笑笑」は四つの「笑」の文字が笑ったり、駆けっこしたりしているようにも見える。

 敦賀市長賞の「深海~イルカを見つけたダイバー~」はイルカとダイバーのシルエットで“深海での出会い”を表現している。

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