地元の名水「雲城水」で蒸し上げた若狭かき=18日、小浜市川崎1丁目の若狭フィッシャーマンズ・ワーフ

 福井県小浜市川崎1丁目の若狭フィッシャーマンズ・ワーフに1月20日、カキ小屋「蘇洞門倶楽部(そともくらぶ)」がオープンする。地元の名水で蒸し上げた小浜産の「若狭かき」を味わえる。2月末まで。

 国名勝の蘇洞門を巡る遊覧船が運休する冬季に若狭かきを味わってもらおうと毎年実施している。

 カキは同市甲ケ崎で養殖されたもの。蒸しガキ(10個、2500円)は、今回初めて環境省の平成の名水百選に選ばれた地元の「雲城水」で蒸し上げる。また地酒「わかさ」を使った酒蒸し(同、3千円)や焼きガキ(同、2500円)、カキ飯(1杯500円)なども用意している。

 担当者は「栄養満点の若狭湾で育った濃厚な若狭かきを味わってほしい」と話した。

 営業は土日祝のみで時間は午前10時半~午後3時半(カキが無くなり次第終了)。予約不可。問い合わせは若狭フィッシャーマンズ・ワーフ=電話0770(52)3111。

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