海の幸に絶景、歴史まで！若狭路・小浜市をぐるっとドライブしてきました♪

2021.10.22（Fri）

リアス式海岸によって生まれた個性的な入り江が続く若狭路の海岸線は、海と山に囲まれた自然の宝庫。なかでも小浜市は、古来から「御食国」（みけつくに）として都に塩や海産物などを運ぶ役割を担い、若狭湾の海産物を京都へ運んだルート「鯖街道」は、そのストーリーが日本遺産第１号にも認定されています。独自の食文化が息づくこのエリアのドライブは、食も楽しみたいものです。

1. 道の駅若狭おばま

名産品が並ぶ小浜の玄関口。

道の駅若狭おばま

（みちのえきわかさおばま）

小浜市和久里24-45-2
☎0770・56・3000
【営】9：00 ～ 18：00
【休】無休　

地元農家の野菜や種類豊富な鯖缶、鯖ずしなど小浜の名産品が揃う道の駅。肉厚の鯖の食感を楽しめる「鯖サンド（ハーフ）」480円などオリジナルメニューも人気。

市街地中心部の「若狭小浜お魚センター」では、近海で水揚げされた鯖や若狭ぐじ、若狭カレイなど新鮮な魚介が楽しめます。朝早く足を運んで港町ならではの朝食を楽しむのもおすすめです。

2. 若狭小浜お魚センター

新鮮魚介は朝早い時間が狙い目。

若狭小浜お魚センター

（わかさおばまおさかなせんたー）

小浜市川崎2-5-1
☎0770・53・1530
【営】7：00～12：00
【休】水曜
https://www.osakanacenter.com　

　小浜港で水揚げされた魚介が集まる「若狭小浜お魚センター」では、12店舗が軒を連ね、新鮮な魚介や干物、惣菜がお値打ち価格で手に入る。丸ごと串に刺さった鯖はボリューム満点！売り切れ次第終了となるため、買い物を楽しむならなるべく早い時間帯に立ち寄りたい。保冷バッグを持っていくと安心。

3. 若狭フィッシャーマンズ・ワーフ

小浜に行くなら訪れたい観光拠点。

若狭フィッシャーマンズ・ワーフ

（わかさふぃっしゃーまんず・わーふ）

小浜市川崎1-3-2
☎0770・52・3111
【営】8：30～ 17：00（4～ 11月）、9：00～ 17：00（12～3月）
【休】年末年始

小浜観光に欠かせない複合施設。新鮮な魚介を使った海鮮料理や遊覧船で「蘇洞門めぐり」が楽しめる。1階の売店は小浜の特産品のほか「若狭塗箸」や「若狭うるしだるま」などの工芸品も充実。

　小浜市の東部に進路を変えると、真っ青な海から緑豊かな山々へと景色が変化。国宝「明通寺」をはじめ、大小さまざまな寺社仏閣や文化遺産が現れます。車を停めて散策すると、ゆったりとした時間の流れを感じることができるはず。

4. 明通寺

歴史と自然に囲まれた山あいを散策。

明通寺

（みょうつうじ）

小浜市門前5-21
☎0770・57・1355

小浜の東部に車を走らせ自然豊かな松永地区へ。古刹「明通寺」をはじめとした寺社や若狭随一の名瀑「三番の滝」など、多くの文化財と自然に囲まれた集落は、海側とは違った表情を見せる。運転の合間に地区を流れる松永川沿いをゆっくり散策すると、心豊かな時間を過ごせそう。

5. Kitchen Boo

大学で味わう地産地消バイキング。

Kitchen Boo

（きっちんぶー）

小浜市学園町1-1（福井県立大学小浜キャンパス内）
☎0770・53・2636
【営】11：00 ～15：00（14：00以降は料理の追加なし）
【休】不定休
https://www.obama-takano.com

福井県立大学小浜キャンパス内のレストラン。広々とした客席からは小浜湾を望むパノラマビューとともに、小浜・若狭エリアの新鮮な食材を使ったおばんざいがバイキングで心ゆくまで味わえる。13時半までの入店がおすすめ。サラダやスイーツなど30種類以上が揃うバイキングは大人1,650円。トマトベースの名物「若狭おばま鯖おでん」も絶品！

　そして海沿いドライブの醍醐味は、何といっても絶景。小浜は「エンゼルライン」や「田烏の棚田」がある内外海エリアなど、風光明媚な景色が広がるスポットも多くあります。特に日本海に沈む真っ赤な夕日は息を呑むほどの美しさ。旅の締めに目に焼きつけてみてください。