増永さんが愛用したピッケルや写真、著書などが並ぶ追悼展=小浜市の県立若狭図書学習センター

 昨年12月に92歳で亡くなった福井市出身の山岳エッセイスト増永迪男さんの追悼展が、福井県小浜市の県立若狭図書学習センターで開かれている。直筆原稿や愛用品、増永さんが撮影した美しい山々の写真などを紹介している。8月16日まで。

 増永さんは中学時代に登山を始め、1967年には34歳で広島大遠征隊の一員としてアフガニスタン・ヤジュン峰(6024メートル)に初登頂した。執筆活動では「日本海の見える山」「福井の山150」など多くのエッセー集を発表した。風花随筆文学賞の企画審査委員長を務めるなど県内の文学振興にも貢献した。

 追悼展は県ふるさと文学館(福井市)に続き開催。増永さんの著書や足跡を記したパネル、直筆原稿、ヤジュン峰登頂の際にも持参した愛用のピッケルなど約60点を展示している。青葉山や荒島岳など増永さんが撮影した県内の美しい山の写真も並んでいる。

 山の日の11日には「愛する福井の山々」と題した増永さんのインタビュー映像を上映する。

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