
地魚の切り身などを乗せ海鮮ちらしに仕上げた高浜の「若狭湾椀すし」のセット=28日、高浜町のUMIKARA
全国各地の「湾」を舞台に、その地域ならではの郷土すしを開発するミツカン(本社愛知県半田市)の「湾椀(わんわん)すし」プロジェクトで、高浜町の食堂が若狭湾で取れた食材を使い「若狭湾椀すし」を考案し28日、披露した。プロジェクトは若狭湾観光連盟と連携し、今回が県内1店目。今後、嶺南6市町で参加店を募り開発販売を進め、観光周遊の促進につなげる。(横畑俊介)
湾椀すしは地域の海と里で取れた食材をお椀に盛り、郷土色あふれるメニューを作る企画。同社が昨年スタートさせ、若狭湾を含め全国の10地域で取り組まれている。
同社から県に働きかけがあり、同観光連盟が連携して嶺南6市町で広域展開する。若狭湾椀すしは、若狭湾の海とその地域の里の恵みをそれぞれ1種類以上入れ、見た目でも楽しめるなど五つの条件を満たしたものと定義。各地域や参加店ごとに異なる食材を楽しめる。ミツカンはレシピをホームページで紹介するほか、販売店舗に酢を提供するなど支援する。
この日、高浜町のシーフードマーケット「UMIKARA(うみから)」の食堂で高浜版の若狭湾椀すしが披露された。同食堂のシェフがぶつ切りのマダイやイカ、ふくいサーモンなど地魚を使って考案した海鮮ちらしで、地元産のトマト、へしこなどを添えた。酢飯にはミツカンの商品「カンタン酢」を用いた。あら汁、小鉢などのセットで10月5日から1700円で販売する。
6市町の観光協会や飲食事業者ら約30人が試食し、メニュー開発へのヒントにした。同観光連盟は若狭湾椀すしマップを制作するなどして観光客らの嶺南周遊を促したいとしている。
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