
浜田さんが完成させたサザエさんとタマの雪像=24日、美浜町菅浜
毎年、雪像を制作している浜田さん
浜田さんが完成させたサザエさんとタマの雪像=24日、美浜町菅浜
福井県美浜町菅浜の漁師、浜田さんがここ数日で降り積もった雪を集めて自宅駐車場に雪像を完成させた。作ったのは、国民的アニメ「サザエさん」のキャラクターで、雪かきで疲れを見せる住民らの心を癒やしている。
浜田さんは、「邪魔な雪を生かして地域住民や子どもたちに喜んでもらおう」と10年以上前からまとまった雪が降った際に雪像作りに取り組んでいる。これまで、町のマスコットキャラクター「へしこちゃん」や、熊本県の「くまモン」、アンパンマン、キティちゃんなどを作ってきた。
今年は、サザエさんと猫のタマの新作2体で、昨秋から準備に取りかかった。サザエさん独特のヘアスタイルやタマの耳には、海に浮かんでいた発泡スチロールのごみを再利用。包丁を使って削り、リアルに成形した。サザエさんの頭部やタマの首輪には100円ショップで購入したフェルト布、顔のパーツはベニヤ板を用いた。
雪が積もった1月22日から雪像制作を始めた。きれいな表面の雪をスノーダンプで集め、足で踏み固めて高さ2メートル以上の山を作った。その後、スコップで削って2体の形を整え、工夫を凝らしたパーツを取り付けて24日に完成させた。
浜田さん宅は菅浜生活協同組合のスーパーの向かいにあり、買い物客も写真を撮るなど楽しんでいる。雪像は形が崩れる度に、山に積もった雪で“化粧直し”を施すため、降雪が終わっても1週間は楽しめるという。浜田さんは「1人でも多くの人の心を和ませたいと毎年続けている。話題になって、子どもたちに雪で遊ぶ楽しさを伝えたい」とほほ笑んだ。
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