
鮮やかな花を咲かせたコスモスとヒマワリ=30日、小浜市加茂
福井県小浜市加茂でヒマワリとコスモスの花が同時に見頃を迎えている。ピンクや白、紫の愛らしい花を咲かせた秋のコスモスと、夏の太陽のように元気な黄色のヒマワリが競演、山あいの田園を彩っている。11月上旬ごろまでが見頃という。
花は同市宮川地区でメガファームを運営する農業法人「若狭の恵」が景観づくりなどを目的に毎年植えている。
田んぼの緑肥として用いるために春と夏に植えるヒマワリのエリアは、コメ生産スケジュールの関係で毎年変わる。今回は毎年、コスモスを植える約7千平方メートルの畑に隣接する約1万平方メートルの田んぼに9月ごろ種をまいた。
山々の緑をバックに色鮮やかなコスモスとヒマワリが風に揺れ、のどかな風景が広がっている。さわやかな秋晴れとなった30日、畑にはカメラやスマートフォンで撮影する人の姿が見られた。同市の女性は「この時季にヒマワリが咲いているのは驚き。両方ともかわいらしい」とほほ笑んだ。
同社の前野社長は「秋の天候にも恵まれ、きれいに咲いてくれた。珍しいと思うので楽しんでほしい」と話した。
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