福井県美浜町の活性化を目指す「美浜つながるフェスタ」が10月28日から、町生涯学習センターなびあすから道の駅「若狭美浜はまびより」にかけてのエリアで開かれている。11月12日まで、文化交流祭や飲食を楽しめる催し、ゲームイベントなど、盛りだくさんの企画が用意されている。
町制70周年を記念し、町が町民を主体とした各イベントの実行委と連携して開催。10月28日から11月5日の第1弾と、11月11、12日の第2弾に分けて開く。
第1弾では「なびあすアートフェスタ2023文化交流祭」がなびあすで開かれ、写真や華道、押し花、切り絵などの多彩な作品が展示される。10月29日には二胡とマリンバ、ハープ奏者のトリオによるコンサートがあるほか、11月3~5日には和太鼓や合唱などのステージ発表、茶道や己書などの体験も楽しめる。
コラボイベントとして3、4日には、なびあすとはまびより間のエリアで「みはまシナプスプロジェクト×北陸新幹線敦賀開業記念イベント」が開かれる。地元商店街などによる実行委と町が開き、空き家で町内の小学生が駄菓子屋を運営するほか、エリア内の店舗などを回るスタンプラリーもある。キッチンカーや、ご当地グルメの祭典「B―1グランプリ」で優勝歴のある県外の3団体も出店する。
第2弾は「はまなびフェスタ2023」がエリア一帯で開かれる。地元住民がそばやジビエ料理、農林水産物などを販売。人力車の乗車体験やはまびよりの特設ステージでのライブなどもある。
第2弾の両日とも、なびあすでは多彩なゲームを楽しめる「なびゲーランド」が開かれる。eスポーツやボードゲームの体験に加え、雑貨や古着の販売、マージャン大会などを予定している。
町の担当者は「ヒト・モノ・コトを掛け合わせて町がより盛り上がれば」と期待している。
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