はぴバス出発進行　着地型観光ツアー　敦賀で式「安全、接客に力」　１月まで宣伝、テスト

• 若狭路を巡るツアーに出発する「はぴバス」＝２８日、敦賀市のＪＲ敦賀駅前
• お披露目されたバスガイド制服

若狭路を巡るツアーに出発する「はぴバス」＝２８日、敦賀市のＪＲ敦賀駅前

　北陸新幹線県内開業後に運行する着地型観光バスツアー「はぴバス」の出発式が１０月２８日、福井県敦賀市のＪＲ敦賀駅前で行われた。プロモーションとテストを兼ねた県民モニターなどを対象にしたツアーが来年１月まで実施される。

　「はぴバス」は京福バス、福井鉄道、大野観光自動車、敦賀海陸運輸、ケイカン交通の５社と県バス協会で構成するコンソーシアムが運行。県内新幹線４駅を発着点に歴史や自然体験など地域の観光資源を生かしたバスツアーを展開する。

　出発式ではピンクと水色のスカーフがワンポイントのグレーのバスガイド制服や専用バス停がお披露目された。コンソーシアム事務局の岩本裕夫代表が「はぴバスで福井の良さを深く知ってもらい、『また来たい』と思ってもらえると期待している。県内の魅力ある観光地を楽しんでもらえるよう安全運行と接客に注力し元気いっぱい運行したい」とあいさつ。５社の代表らとともにテープカットした。