福井県若狭町はこのほど、熊川宿の観光パンフレットをリニューアルした。山道や複合アウトドア施設など周辺の自然アクティビティの情報を追加し、エリア一帯の魅力が一目で分かる作りになっている。
町は2020年度から進めている「若狭アドベンチャーツーリズム拠点整備事業」で、河内川ダムなどの山村資源と熊川宿などの歴史資源を最大限に生かした周遊滞在型の観光エリア創出を図っている。既存のパンフレットは最新情報を紹介できていないため、全面改訂した。
自然アクティビティは、熊川宿から若狭駒ケ岳(標高780メートル)までを散策できる山道「熊川トレイル」や河内川ダムなどを掲載。15日にオープンした複合アウトドア施設「山座熊川」も紹介している。写真を多く使っているほか、熊川トレイルのコースが分かる地図もあり、行ってみたくなる構成にした。
熊川宿についても、宿内の寺社・遺跡や建築物を場所が分かるように掲載。食や宿泊、買い物などの情報はQRコードを読み取って詳しく知れるようにした。東京からの交通アクセスも追加した。
道の駅「若狭熊川宿」などに置く。問い合わせは町観光商工課=電話0770(45)9111。
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