英国船籍の大型クルーズ客船「ダイヤモンド・プリンセス」が10月18日、福井県敦賀市の敦賀港鞠山北岸壁に寄港する。2019年11月以来、約4年ぶり。岸壁や市きらめきみなと館で歓迎イベントが行われるほか、市内商店街のアーケードでも和の小物や骨董(こっとう)品、古道具販売などがある。
ダイヤモンド・プリンセスは、米プリンセス・クルーズ社が運航する全長290メートル、乗客定員約2700人の豪華客船。2017年の初寄港以降、今回で5回目となる。
午前9時に入港し、午後6時に出港する。岸壁では入出港時に吹奏楽演奏が行われ、観光案内ブースや物販ブースを設けて乗客を迎える。
客船外観見学の市民や、まちなかへ繰り出す乗客向けに無料シャトルバスが運行される。午前8時から午後6時半まで。ルートは岸壁から市民文化センター、気比神宮、敦賀駅、市きらめきみなと館を経て岸壁を巡る。
市きらめきみなと館では書道やおぼろ昆布手すき、折り紙の日本文化体験コーナーが設けられる。越前打刃物や若狭塗箸、地酒などの伝統工芸ショップや、キッチンカーによる飲食コーナーも。ステージでは雅楽演舞や書道パフォーマンスが披露される。午前9時から午後3時まで。
本町1丁目商店街では「ご縁の市」があり、和の小物や着物、帯、骨董品、ハーバリウムなどの販売がある。神楽町1丁目商店街では各店舗店先でのワゴンセールや古道具市が行われる。
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