美浜町レイクセンターで販売されている御船印=同センター

 福井県美浜町レイクセンターでこのほど、神社仏閣でもらえる御朱印の船バージョン「御船印」の販売が始まった。同センターの担当者は「電池推進遊覧船に乗船した記念にしてほしい」と期待している。

 御船印の販売は日本旅客船協会の公認事業として2021年にスタートし、2日時点で全国113の船会社や博物館が参加。同センターによると県内では他に、そともめぐり(小浜市)と敦賀市に敦賀フェリーターミナルがある新日本海フェリー(本社大阪市)、東尋坊観光遊覧船(坂井市)が参加している。

 同センターは再生可能エネルギーによる電力のみで運航し、久々子湖と水月湖を巡る電池推進遊覧船が発着している。御船印は両湖をつなぐ浦見川を進む遊覧船の写真や「三方五湖」という赤い文字でデザインされている。熊谷洋祐センター長は「すでにコレクターの方に多く来ていただいている。お土産にもしてもらえれば」と話していた。

 1枚税込み500円で1人1枚まで。乗船券購入者に限る。問い合わせは同センター=電話0770(47)5960。

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