ボール紙やお菓子の空き箱でミニチュア鉄道を制作した大角さん=高浜町宮崎の高浜まちづくりネットワーク

 福井県高浜町の造形作家、大角的(ひとし)さんの作品展「紙と何かで作る鉄道の世界」が8月24日まで、同町宮崎の高浜まちづくりネットワークで開かれている。ボール紙やお菓子の空き箱で作った約30点のミニチュア鉄道が並んでいる。

 JR小浜線が昨年12月に全線開業100周年を迎えたことから、子どもたちに鉄道に興味を持ってもらおうと企画した。

 かつて同線で活躍した蒸気機関車(SL)やディーゼル車、現在走っている電車を30~50センチのミニチュアサイズで制作した。線路や車輪などの細かい部位、車両の色までリアルに再現されている。お菓子の空き箱で作ったユニークなSL、子ども向け番組「きかんしゃトーマス」や映画「ハリー・ポッター」で登場した鉄道もあり、子どもが楽しめる展示となっている。午前9時~午後5時。19、20日休館。問い合わせは同ネットワーク=電話0770(72)2740。

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