徳川家康が美浜を訪れたとされることにちなんだ「城コレ2023夏~家康、再び~」が、福井県美浜町若狭国吉城歴史資料館で開かれている。大野康弘館長が収集したクッションやアクリルスタンド、土人形などの家康グッズ約300点が並ぶ。10月15日まで。
「歴史上の人物で家康が一番好き」という大野館長。NHK大河ドラマ「どうする家康」の放映に合わせたPR事業の一環で、1~4月には自身のコレクション約250点を展示しており、今回は新たに集めた約50点も追加して並べた。
今年春にクレーンゲームで手に入れたというクッションは、家康の肖像画がデザインされている。アクリルスタンドは家康とゆかりの深い静岡県内のご当地キャラクターとコラボしたものや家康の名言が入ったものなどがある。鷹狩(たかが)りをしている家康の土人形は、大野館長が自ら絵付けした一品だ。
缶バッジやフィギュア、城のペーパークラフトなども並ぶ。大野館長は「大河ドラマに合わせて家康グッズの販売が増えている。さまざまなタイプの家康を見て楽しんでほしい」と話していた。
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