• 透き通る矢代海岸の海を散歩できるSUP体験=小浜市矢代(矢代マリンアクティビティ推進協議会提供)
  • SUPで訪れた洞窟内で写真を撮る参加者
  • 砂浜の木陰でくつろぐ参加者(いずれも矢代マリンアクティビティ推進協議会提供)
透き通る矢代海岸の海を散歩できるSUP体験=小浜市矢代(矢代マリンアクティビティ推進協議会提供)

 福井県小浜市矢代の海をスタンドアップパドルボード(SUP)で移動し、海岸から離れた浜辺や洞窟を巡るツアーが人気を集めている。参加者は海底まで見通せるエメラルド色の美しい若狭湾、白い砂浜など“非日常”を満喫している。

 ツアーは矢代区住民らでつくる矢代マリンアクティビティ推進協議会が2019年に提供を始め、海からしかたどり着けない“秘境巡り”が魅力だ。矢代の海は透明度が高く、水深3~5メートルほどの場所でも海底の岩や砂地が透き通って見えるという。切り立った岩場の間に姿を見せる白い砂浜には、波音だけが響く静かな空間が広がる。

 利用者の大半は県内から訪れた家族連れや友人同士が占める。ツアー初年の19年は12人だった利用者は23年には110人に増え、25年は297人に達した。今季も5月から7月までに116人が体験、昨年の同時期に比べ約30人増加している。参加者からは「福井の海がこんなにきれいだとは思わなかった」「海底まで見えて感動した」といった反響が多いという。

 同会の代表は「矢代の海を堪能できるビーチは自然を楽しめる1番の場所だと思う」とし「県内外から多くの人が小浜に来る目的の一つとなり、市内全体への波及につながれば」と期待を寄せる。

 ツアーは2時間4千円。シーズンは10月くらいまで。初心者や未経験者向けにインストラクターが同行するツアーもある。予約や問い合わせは同会のホームページ、または同会=電話090(7745)0214。

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