3館で連携した限定御城印。3枚を並べると背景が1枚の絵のように楽しめる=美浜町佐柿の若狭国吉城歴史資料館

 福井県美浜町若狭国吉城歴史資料館は、越前市武生公会堂記念館、敦賀市立博物館と3館でコラボデザインした限定御城印を販売している。3館それぞれの戦国時代の周辺の風景があしらわており、3枚をつなげると1枚の絵が完成する。他の2館でも9、10月にそれぞれ販売を予定している。

 若狭国吉城歴史資料館は、山頂にそびえる国吉城と眼下に広がる若狭湾をデザインした。同館では10月12日まで、豊臣秀吉の家臣で同城下町の整備を大きく進めた木村常陸介定光に焦点を当てた企画展を開催中で、御城印にも「豊臣大名・木村常陸介居城」と記している。

 越前市武生公会堂記念館は9月4日から、前田利家が築いた府中城や武生周辺の街並みを描いた1枚を販売。敦賀市立博物館では10月16日から、天筒山城、金ケ崎城から望む敦賀湾の風景があしらわれた御城印を購入できる。

 コラボは、7~11月にかけ3館とも戦国時代をテーマにした展示を予定していたことから企画した。若狭国吉城歴史資料館の館長は「戦国から豊臣時代の激しく変化していく地域の姿を3館回って見てもらえたら」と話した。

 御城印は各1枚500円、限定300枚。コラボを記念し、3館の学芸員が市町を越えた出張講座を行っている。11月まで計6回を予定し、次回は8月30日に敦賀市立博物館の北村太智学芸員が若狭国吉城歴史資料館で講演する。問い合わせは各館へ。

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