
美浜町が整備したにぎわい交流センターの開所式=19日、同町郷市
美浜町が整備した町にぎわい交流センターの開所式が4月19日、同町郷市の現地で開かれた。小中学生から大人まで幅広い世代が集うコミュニティー拠点の完成を関係者約50人が祝った。施設の愛称が「美浜未来(これから)想作所まほら」に決まり、発表された。
センターは、小中学生が探究学習に取り組む公設塾「放課後教室サン」や高校生が地域づくりを考える「学びコミュニティKai」の活動拠点となる。コワーキングスペースや商品開発などで利用できるシェアキッチン、会議室も設けられ、世代を超えたつながりや学びの場として活用する。愛称の「まほら」は「素晴らしい場所」を意味する日本の古語。
開所式には町内の学校関係者や「サン」「Kai」に参加する地元の小中学生、高校生らが出席。戸嶋秀樹町長は「施設が豊かな交流と発展の場として機能し、ここに集うあらゆる世代の人々の成長はもとより、住んでいることに幸せと誇りを実感できるまちづくりの拠点としたい」とあいさつした。町長らがテープカットし、完成を祝った。
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