
遊覧船の船上から花束や黄金の鍵を投げ入れる戸嶋美浜町長(左)ら=5日、同町レイクセンター
春の観光シーズンの幕開けを告げる「三方五湖開き」が4月5日、福井県美浜、若狭両町にまたがる三方五湖周辺の観光地で行われた。山と湖で神事を行い、観光関係者が五湖の安全と盛況を祈願した。
両町でつくる三方五湖広域観光協議会が毎年主催している。美浜町レイクセンターで行われた「湖開き神事」には両町の関係者ら約30人が出席。協議会会長の戸嶋秀樹美浜町長、若狭町の二本松正広副町長が電池推進遊覧船上から黄金の鍵と花束を投げ入れた。
美浜、若狭両町にまたがる県道三方五湖レインボーラインの山頂公園では、てんぐに杯を投げて願い事をしたという言い伝えにちなみ、かわらけを湖に向かって投げた。
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