• カメラを前に北陸新幹線小浜・京都ルートへの思いを訴える子どもたち=30日、小浜市の県立大小浜キャンパス
  • グループに分かれて撮影する子どもたち=30日、小浜市の県立大小浜キャンパス
カメラを前に北陸新幹線小浜・京都ルートへの思いを訴える子どもたち=30日、小浜市の県立大小浜キャンパス

 北陸新幹線小浜・京都ルートによる早期全線開業の機運醸成に向けたPR動画の撮影会が3月30日、福井県小浜市の県立大小浜キャンパスで開かれた。市内外から集まった小学生以下の子どもたち約70人が参加し、新幹線を望む若狭の熱い思いを訴えた。

 動画は嶺南の市町などでつくる同ルート建設促進同盟会が企画。同ルートの必要性や歴史をまとめた約5分間の動画を制作し、5月ごろ県北陸新幹線建設促進同盟会の公式ユーチューブなどで公開する予定。

 撮影は同キャンパスの体育館で行われた。プラカードやのぼり旗を掲げながら、参加者全員で「描いた夢が今つながる。さあ行こう小浜・京都ルートで」と、拳を突き上げながら元気な声を響かせた。

 その後4グループに分かれて、地元のケーブルテレビ若狭小浜で放映するショート動画を撮影。子どもたちは声をそろえて「みんな待っている北陸新幹線」「みんなの力で早期実現」などの思いをカメラにぶつけていた。参加した今富小3年の瀬戸理桜奈さんは「新幹線が通ったら京都まで行ってみたい。みんなの気持ちが動画を通じて伝わってくれたら」と話した。

 事業に協力する小浜商工会議所新幹線・新まち対策委員会の委員長は「子どもたちが声を出してくれているのを見ると胸が熱くなる。地元から声を上げていくのは当たり前のこと。早くつないでほしいという住民の思いを伝えたい」と話した。

 同ルートを巡っては京都府などが工事による地下水への影響や建設費の地元負担の増加を懸念していることから詳細ルートの2024年内の決定が見送られた。石川県などの一部自治体からは「米原ルート」を推す声も上がっている。

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