
若狭まはたを使った「真羽太西京焼き」
若狭ぐじを使った「甘鯛の飯蒸し」
若狭まはたを使った「真羽太西京焼き」
福井県嶺南地域の食材を活用した料理を提供する「敦賀・若狭レストランフェアin大阪・京都」(福井新聞社後援)が2月9日まで、大阪、京都の日本料理やフランス料理の6店舗で開かれている。一流のシェフたちが若狭ぐじや若狭まはたなどを使って魅力的なメニューに仕立てている。
大阪・関西万博に向け、若狭路の産品の認知度向上や販路拡大を図ろうと、嶺南広域行政組合が料理情報雑誌「あまから手帖(てちょう)」とタイアップして企画した。昨年10月末には6店舗のシェフを嶺南に招き、各食材の視察会を実施した。
スイスホテル南海大阪(大阪市)内にある「日本料理 花暦」は、若狭まはたの「しっかりした身質を堪能してほしい」と、大ぶりに切った身を特製の西京みそに漬け込んだ西京焼きを提供する。名田庄漬を軽く炒めた小鉢を添えた。
日本料理にフレンチの技法を取り入れた料理を展開する「凌霄(りょうしょう)」(京都市)はコース料理で「甘鯛(あまだい)の飯蒸し」を提供する。脂乗り抜群の若狭ぐじを炭で焼いて、うまみを封じ込め、香ばしく仕上げた。
このほか各店舗のシェフが、嶺南視察で気に入った若狭牛や美浜町産のイノシシ、ふくいサーモン、山内かぶら、高浜町のうちうらレモンといった食材を生かした料理を用意している。
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