敦賀ナゾ解き街歩き「よっしーからの挑戦状」の舞台となる博物館通り

 福井県敦賀市の博物館通りを舞台にした体験型謎解きゲーム「敦賀ナゾ解き街歩き よっしーからの挑戦状」が3月16日から始まった。謎解きシートを手に、歴史的な建物に刻まれたマークや設置されている看板の形状などを参考にゲームを進め、やるべき行動を導き出す。開催は6月30日までの土日祝日。

 子どもから大人まで謎解きを楽しみながら、まちなかを散策し、観光資源や歴史を知ってもらおうと市が企画。信州大の学生らでつくる体験型謎解きイベント制作団体「だいがく謎解きゲーム信大回廊」がコンテンツ考案を担当した。体験型謎解きゲームは2020~22年、時空列車シリーズ「敦賀駅編」「気比神宮編」「敦賀港編」が人気を博した。

 今回は、戦国武将の大谷吉継をモチーフにした市公認キャラクター「よっしー」が北陸新幹線敦賀開業を祝って謎を考えたと想定。市立博物館で謎解きシートを受け取りゲームを開始する。博物館や高灯ろうではマークや模様から答えを探る。「観世屋町(かんじやまち)」(現相生町)では看板の形状から、漁協福祉会館や晴明神社では展示されているパネルから、謎解きのかぎを導く。最後の謎を解き明かし「乗車券」を見つけるとゲームクリアとなる。

 どうしても解けない謎がある場合は、謎解きシートのQRコードからヒントページにアクセスする。対象年齢は小学校中学年以上。低学年は保護者同伴で楽しめる。所要時間は2~3時間程度。

 参加無料。午前9時~午後5時。問い合わせは市観光交流課=電話0770(22)8128。

(※福井新聞社提供。無断転載を禁止します。記事に関するお問い合わせは福井新聞社へ。)