人魚をテーマに地元食材を使ったおばま八百比丘尼御膳=小浜市の若狭フィッシャーマンズ・ワーフ

 福井県小浜市の若狭フィッシャーマンズ・ワーフ内にあるレストラン「海幸苑」は3月1日から、小浜の人魚伝説をモチーフにした「おばま八百比丘尼(やおびくに)御膳」の提供を始める。地元産を中心にアンチエイジングに効果があるとされる食材を使用。団体客や家族連れ向けに小浜の食をアピールする。

 北陸新幹線敦賀開業や2025年大阪万博などを見据えて開発した。

 御膳はふくいサーモンや八百姫(やおひめ)ひらめなど小浜の養殖魚3種類の造り、とろろ昆布やへしこのおにぎり、和牛の焼きしゃぶなど。運営企業によると、アンチエイジングに効果があるとされる抗酸化作用や腸内環境改善、免疫調節作用が期待できる食材でそろえた。

 5千円。プラス千円でおにぎりを小浜のブランド養殖魚などのにぎりずしに変更できる。3日前までの予約が必要で、4人から最大40人まで対応する。一部メニューは季節によって内容を変更する。問い合わせは若狭フィッシャーマンズ・ワーフ=電話0770(52)3111。

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