福井県嶺南地域の旅館・ホテルの女将(おかみ)でつくる「若狭路女将の会わかさ会」は3月3日、リニューアルした梅酒「紅姫」を発表した。16日に迫った北陸新幹線敦賀開業を記念した特別ラベルとなっている。
若狭町特産の福井梅の品種「紅映(べにさし)」を使った「紅姫」は、同会が同町や若狭三方ビバレッジ(旧エコファームみかた・同町鳥浜)と共同開発した。2016年から数量限定でリニューアルを重ねながら販売している。第6弾の開業記念ラベルは、新幹線車両「W7系」の前に立つ車掌姿の紅姫ちゃんが敬礼し、くす玉割りで開業を祝うおめでたいデザインになっている。
甘さ控えめながらフルーティーで爽やかな口当たり。アルコール度数は12%。同日、敦賀市の敦賀駅交流施設オルパークでお披露目会があり、藤原秀美会長は「食前酒にぴったりで(同会の)それぞれの館(やかた)(旅館・ホテル)でも出している。おいしいものがある魅力的な若狭路を知ってもらいたい」と笑顔でPRしていた。
720ミリリットルで2千円(税込み)。限定500本。レインボーラインお土産販売所や嶺南地域の道の駅などで販売する。
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