福井県若狭路の雄大な自然を楽しみながら山道を走る「若狭路トレイルラン2023」(福井新聞社後援)が9月24日、若狭町の食見海水浴場を発着点に開かれた。県内外から参加した519人が海や湖、山の美しい景色を楽しみながら快走した。
三方五湖周辺の活性化に取り組む「三方五湖DMO」が主催。今回で10回目の開催で、ロング(約43キロ)、ミドル(約32キロ)、ショート(約15キロ)の3コースで行った。
爽やかな秋晴れの下、ランナーはカラフルなウエアを身にまとい、思い思いのペースで走った。最大標高差は450メートル。途中のポイントではへしこおにぎりや梅干しも振る舞われ、アップダウンの激しいコースを完走する力に変えていた。
3回目の参加となった福井市の男性は「海をスタートして山を走り、海でゴールするのは景色が良く、とても魅力的なコース」と声を弾ませた。ミドルコースに挑んだ参加者は「山登りとランニングが好きなのでトレイルランの大会に初参戦した。完走できてよかった」と汗をぬぐった。
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