• 福井県内を初走行する北陸新幹線車両「W7系」=26日、福井市二上町
  • 試験走行で福井駅を出発する北陸新幹線W7系=26日午前5時55分ごろ、福井市の八幡山から撮影
  • 走行試験で福井駅を出発する北陸新幹線W7系=26日午前5時55分ごろ、福井市の八幡山から撮影
  • 北陸自動車道の上を走る立体交差で5分間ほど停車するW7系=26日午前6時20分ごろ、越前市岩内町の岩内山から撮影
  • 北陸自動車道の上を走る立体交差で5分間ほど停車するW7系=26日午前6時20分ごろ、越前市大屋町の岩内山から撮影
  • 越前たけふ駅に初めて入るW7系=26日午前6時32分、越前市大屋町の岩内山から撮影
  • 福井市内を走行する北陸新幹線の営業用車両「W7系」=26日午前6時5分(共同通信社機から)
  • 福井市内を走行する北陸新幹線の営業用車両「W7系」=26日午前6時4分(共同通信社機から)
  • 走行試験で福井駅(右奥)を出発した北陸新幹線の営業用車両「W7系」(左下)=26日午前6時5分(共同通信社機から)
  • 敦賀方面に向けて出発するW7系=26日午前6時5分、福井市みのり1丁目から杉本哲大撮影
  • 敦賀方面に向けて出発するW7系=26日午前6時5分、福井市みのり1丁目から杉本哲大撮影
  • 敦賀方面に向けて出発するW7系(中央)。下は在来線=26日午前6時5分ごろ、福井市みのり1丁目から杉本哲大撮影
  • 福井県内を初走行する北陸新幹線車両「W7系」=26日、福井市二上町
  • 越前たけふ駅を出発する新幹線W7系=26日、午前6分時40分ごろ、越前市の越前たけふ駅付近(本社ヘリから長島昌徳撮影)
  • 越前市内を走行する新幹線W7系=26日午前6分時25分ごろ、越前市の武生インターチェンジ付近(本社ヘリから長島昌徳撮影)
  • 越前市内を走行する新幹線W7系=26日午前6分時25分ごろ、越前市の武生インターチェンジ付近(本社ヘリから長島昌徳撮影)
  • 走行試験で夜明けに敦賀方面へ向かう北陸新幹線W7系=26日午前6時10分ごろ、福井市の八幡山
  • 新幹線敦賀駅に到着する北陸新幹線用車両「W7系」=26日午前7時半ごろ、日本空撮・小型無人機ドローンで山崎彩撮影
福井県内を初走行する北陸新幹線車両「W7系」=26日、福井市二上町

 来年3月16日の北陸新幹線金沢―敦賀間の開業に向け、新幹線車両「W7系」を使った走行試験が9月26日始まり、構想から半世紀を経て新幹線の営業車両が初めて福井県内の区間を駆け抜けた。歴史的瞬間を目に焼き付けようと、沿線の眺望スポットには鉄道ファンらが集まり、新幹線が切り開く未来に期待した。

 12両編成のW7系は同日午前2時26分、白山総合車両所(石川県白山市)を出発。車両と駅のホームの間隔などを確認しながら走行した。石川県内の金沢、小松、加賀温泉の3駅を通過した後、石川、福井県境の加賀トンネルを越えて福井県内に入り、午前7時23分、終着駅となる敦賀駅のホームに滑り込んだ。鉄道建設・運輸施設整備支援機構によると、大きなトラブルや障害はなく、初日の走行試験を終えたという。

 10月1日には芦原温泉、福井、越前たけふ、敦賀の4駅でW7系の歓迎セレモニーが開かれる。走行試験は、新幹線検測車「イーストアイ」を含めて12月9日までのうち約40日間、1日1往復程度のペースで実施。走行試験終了後、国土交通省の完成検査を経て、年明けごろからJR西日本の運転士が習熟訓練の試運転を行い、開業に備える。

 
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