アップサイクルで生まれた「海ごみきっぷ」=若狭町鳥浜

 福井県若狭湾の海岸で回収されたプラスチックごみなどを原料にした土産品「海ごみきっぷ」が完成し、4月8日から若狭町鳥浜の道の駅三方五湖で販売される。製作した若狭三方五湖観光協会の担当者は「色が全て異なるオンリーワンの商品を通じて、海の環境問題に関心を持ってほしい」と期待を寄せている。

 同協会の教育旅行プログラム「若狭三方五湖わんぱく隊」には、海ごみを回収し、アップサイクルで生まれ変わらせるメニューがあるが、粉砕や溶融、成形は専門業者に依頼していた。自分たちで行えるよう、「若狭町SDGs地域経済好循環事業補助金」の採択を受けて購入した専用機械で「海ごみきっぷ」を開発した。

 切符形で大きさは縦約3センチ、横約9センチ、厚さ3ミリ程度。原料には、海洋ごみのほか地域住民らから集めたペットボトルキャップも活用した。「道の駅三方五湖」などと記されている。青や緑、紫、オレンジなどさまざまな色が混じり合い、同じ色合いの商品はない。

 8日に同道の駅で開かれる「シマシマ縁日」に合わせ、販売を開始する。同協会の宇野早希さんは「訪れた記念になる。お気に入りの色を選んでお買い求めください」と話していた。

 1枚500円(税込み)。問い合わせは同協会=電話0770(45)0113。

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