• 新商品を手にする(左から)森代表取締役、西嶋町長、内藤組合長=高浜町役場
  • 新商品の「うちうらレモニクスウィート」
新商品を手にする(左から)森代表取締役、西嶋町長、内藤組合長=高浜町役場

 高浜町の内浦地区特産「うちうらレモン」を用いて同町と岐阜県高山市の企業がリキュール「うちうらレモニクスウィート」を共同開発した。同地区のレモンは糖度と酸味が高く企業の担当者は「濃厚で奥行きのあるリキュールに仕上がった」と自信を見せる。町内のスーパーなどで販売している。

 うちうらレモンは2015年に生産が始まった。地元住民が「うちうらレモン生産組合」を組織し20年から販売している。栽培しているレモン3種のうち、「リスボン」は青果としての販売が中心で、加工商品としては活用が進んでいなかった。販路拡大や認知度向上に向け生産組合と町が森瓦店(岐阜県高山市)の酒造部門「飛騨クラフト」にリキュールの開発を提案した。

 同社は昨冬に収穫されたリスボン全量412キロを買い取り開発を進めた。うちうらレモンを分析した結果、果汁の糖度は平均8・1度、酸度は同112・1%と、国内で最も生産量の多い広島県尾道市産とほぼ同数値が確認され、高品質であることが裏付けられた。同社開発のリキュールは過去に国際コンペティションで高評価を得ており、皮を漬け込んで香り付けし、その後果汁を加える独自の製造法で濃厚さを引きだした。

 このほど森代表取締役らが町役場を訪れ、西嶋久勝町長、生産組合長らと商品をお披露目した。森代表取締役は「質の高いレモンであるからこそ良い商品ができた」と話し、内藤組合長はレモンの生産拡大にも意欲を示した。

 2420円で631本限定販売。190ミリリットル、アルコール度数は20%。ストレートや炭酸で割って飲む。

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