障害者アート、子ども美術、現代美術の3分野が融合した作品展=24日、福井市の県立美術館

 障害者アート、子ども美術、現代美術の3分野が融合した作品展「第3回まるまるつながるアートてん まる」が1月24日、福井県福井市の県立美術館で始まった。絵画を中心とした349点が、それぞれの個性を引き立て合うように展示されている。2月3日まで。

 県と県文化振興事業団が主催し、熊川宿若狭美術館(若狭町)の長谷光城館長が監修した。障害の有無や年代にかかわらず、さまざまな人の作品を分け隔てなく展示することで、アートの視点から共生社会の実現を目指している。

 障害者アートは県内外の公募展の出品作を中心に172点を展示。何十種類もの色鉛筆を使い画用紙いっぱいに模様を描いた絵画や、細部まで精巧に再現された昆虫や航空機の模型など、おのおのの個性や技術が光る。

 子ども美術は162点。幼児や児童らが描いた自由で元気いっぱいの絵が来場者の目を楽しませていた。現代美術は県内の中堅作家による木材や廃材を用いた立体作品など15点が並ぶ。

 長谷館長は、異なる分野の作品を一緒に見ることで、単体では見えなかった魅力や作者の意図が見えてくることもあるとし「これほど幅広い作品が集まる展示会は他にない。それぞれの作品が引き立て合うことで見える、作品の本当の良さを感じてほしい」と話している。

 入場無料。午前9時~午後5時(最終日は午後4時)。

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