
7月18日のオープンが決まった「天然温泉若狭の湯 ドーミーイン敦賀」=14日、敦賀市本町2丁目
天然温泉大浴場のイメージ画像(共立メンテナンス提供)
7月18日のオープンが決まった「天然温泉若狭の湯 ドーミーイン敦賀」=14日、敦賀市本町2丁目
福井県敦賀市本町2丁目で建設が進むビジネスホテル「ドーミーイン」が7月18日にオープンする。運営事業者の共立メンテナンス(本社東京)が発表し、5月13日から先行予約受け付けを開始した。
ホテルの名称は「天然温泉若狭の湯 ドーミーイン敦賀」に決まった。地上10階建てで全199室。今庄365温泉を源泉とする大浴場や超微細な気泡が肌を包み込むシルキー風呂、高温ドライサウナを備え、朝食はソースカツ丼をはじめ、約45種類の和洋バイキングを用意するという。ドーミーイン名物のあっさり醤油(しょうゆ)ラーメン「夜鳴きそば」も無料で提供する。
敦賀駅から徒歩約8分の好立地で、観光名所の気比神宮にも近い。共立メンテナンス広報部の担当者は「北陸新幹線終着駅・敦賀の地にふさわしい、地域の魅力を発信できるホテルを目指して準備を進めている。開業後は心を込めたおもてなしでお迎えしたい」としている。開業に当たって新規雇用として30人の採用を予定している。
敦賀市によると、駅前エリアのホテル部屋数は現在約680室で、新幹線開業以降、おおむね高水準の稼働率で推移している。ドーミーイン開業で約880室に増え、宿泊需要の受け皿として収容力向上が期待される。
市の担当者は「気比神宮と敦賀駅を結ぶ中間辺りに新たなホテルが開業することで、市内を回遊する方が増え、市中心部のにぎわいに寄与することを期待したい」としている。
県内のドーミーインは「ドーミーインPREMIUM福井」(福井市中央1丁目)に続き2棟目。
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