「春の新酒まつり2025」のチラシ

 福井県酒造組合の「春の新酒まつり2025」は5月10日、敦賀市きらめきみなと館で開かれる。組合加盟蔵元の自慢の地酒約100銘柄を飲み比べできる。

 同組合の恒例イベントで嶺南開催は初めて。県内外から多くの来場者に訪れてもらおうと、北陸新幹線と在来線特急が発着する敦賀市を会場に決めた。

 まつりでは、各蔵元の大吟醸酒や吟醸酒、熟成させた古酒のほか、かまぼこやサバ寿司(ずし)、海産物の珍味なども並ぶ。20枚つづりのチケットとオリジナルグラスと交換できる前売り券は3千円で、チケット2~4枚でグラス1杯の日本酒が楽しめる。当日券は3500円。同組合の齊藤政秀常務理事は「格安で飲める銘柄もある。多くの人に福井のお酒を楽しんでほしい」と来場を呼びかけている。

 2部制で、1部は午前11時~午後1時半、2部は午後2時半~同5時。前売り券はベル(福井市)と武生楽市(越前市)、県内酒販店、ファミリーマートのほか、e+(イープラス)、JR西日本の「tabiwa by WESTER」ではデジタルチケットが購入できる。

 敦賀駅前合同庁舎駐車場から会場まで無料のシャトルバスが運行する。問い合わせは同組合=電話0776(66)1234。

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