
山開き式後、青葉山に登る登山者=26日、高浜町中山
山開き式でテープカットする関係者=26日、高浜町中山の青葉山登山口
山開き式後、青葉山に登る登山者=26日、高浜町中山
福井県高浜町と京都府舞鶴市にまたがり「若狭富士」として親しまれている青葉山(標高693メートル)の山開き式が4月26日、同町中山の青葉山ハーバルビレッジで行われ、関係者約40人が今シーズンの安全を祈願した。
若狭高浜観光協会などが主催。今年は県内で行われる「山の日」全国大会の関連イベントとして実施された。
同協会や地元青郷地区の関係者らが参列。敦賀高山岳部の生徒ら10人も初参加した。神事の後、同協会の村宮協会長は「青葉山は町民のシンボルで、重要な観光資源。魅力を多くの人にPRしたい」とあいさつ。登山道入り口に移動して西嶋久勝副町長、大塚ひとみ町会議長らがテープカットを行った。
式典後、ハーバルビレッジ主催の登山会が行われ、参加者は東峰近くの展望台を目指した。青葉山登山は3度目という同校山岳部の部長は「頂上からの海や街並みなどの景色が最高です」と話し、青空が広がる中、木々の鮮やかな緑、さわやかな風を浴びながら一歩一歩、上っていった。
同協会によると、昨シーズンの入山者は推定で約4700人。この日、山開きを前に地元区長会のメンバーらが登山道入り口周辺の清掃を行った。
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