
見頃を迎えたウコンザクラ=16日、敦賀市原の西福寺
敦賀市原にある古刹(こさつ)、西福寺の境内で淡い黄緑色の八重桜「ウコンザクラ(鬱金桜)」が見頃を迎え、参拝客の目を楽しませている。
同寺とゆかりの深い2代目福井藩主、松平忠直が福井城にあったものを手植えしたと伝わり、現在は3代目とされる。咲き始めは黄緑色、時間がたつとピンク色に変わる。
4月10日ごろに咲き始め、まだピンクの花はないものの、黄緑色の花が咲き誇っている。スケッチに訪れた市内の60代男性は「昨日は天気が悪く風が強かったが、散っておらず良かった」と話した。写真に収める参拝者もいた。寺務所によると、来週半ばまで楽しめるという。
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