敦賀ならではのご当地グルメを紹介する「つるが旨いもんマップ」

 北陸新幹線敦賀開業に向け、福井県敦賀商工会議所は敦賀市内のグルメ情報をまとめた冊子「つるが旨(うま)いもんマップ」を改訂した。7回目の改訂となる今回は、新たなご当地メニューを紹介するコーナーに敦賀産へしこや敦賀のサバなどを使った料理を提供する10店舗が新たに加わった。担当者は「マップを手に敦賀観光を食で楽しんでほしい」と話している。

 7年前の刊行から改訂を重ねこれまで計6万部を発行。最新版は7コーナーに分け、85店の料理や土産物など112点を写真を添えて解説した。店の場所を記したマップも4ページにわたって掲載している。

 新ご当地メニューは「つるがUMAMIグルメ」と銘打って、手すき昆布でくるんだおむすびなど、敦賀ならではの食材のうま味に着目した料理を紹介するコーナー。今回は敦賀産へしこや地場の旬の野菜を合わせたペペロンチーノ、敦賀でとれたサバと野菜を材料にしたカレー風味のサラダなど、多彩なジャンルのグルメを紹介している。

 敦賀ふぐや敦賀ゆかりの芋粥(いもがゆ)を提供する店のほか、人道の港敦賀ムゼウムや気比神宮、水島など市内の観光名所も紹介している。

 A4判27ページで1万部を発行。敦賀駅交流施設オルパークや敦賀赤レンガ倉庫、駅前ホテルなどで無料で配っている。駅前ホテルなどに置いたポップのQRコードを読み取るとスマートフォンのサイトでも閲覧できる。問い合わせは同会議所=電話0770(22)2611。

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