赤く照らされた資料館「人道の港敦賀ムゼウム」=1日夜、敦賀市金ケ崎町

 日本赤十字社による「レッドライトアッププロジェクト」が5月1日夜、敦賀市の資料館「人道の港敦賀ムゼウム」で始まった。建物を赤十字カラーの赤色で彩り、人道への理解促進を図っている。10日まで。

 プロジェクトは日赤が全国の企業や団体などの協力を得て毎年実施。ムゼウムでは2022年から行っている。ムゼウム近くの敦賀港には1920年代、ロシア革命に伴う動乱でシベリアに取り残されたポーランド人孤児が日本赤十字社の救済事業で上陸した。

 ライトアップは午後7~9時で、期間中は館内で日赤の事業を紹介するパネル展を開いている。福井市二の宮1丁目の「吉岡幸テクノセンター」でも11日までライトアップが行われている。

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