• 湖沿いをサイクリングする参加者=28日、若狭町海山
  • サイクリングを楽しむ参加者
  • サイクリングを楽しむ参加者
湖沿いをサイクリングする参加者=28日、若狭町海山

 福井県嶺南地域でサイクリングする「若狭路センチュリーライド2023」(福井新聞社後援)が5月28日、若狭町役場三方庁舎駐車場を発着点に開かれた。県内外から1147人が参加。ペダルを漕ぎながら、三方五湖や若狭湾などの雄大で美しい風景を堪能した。

 五湖周辺の活性化に取り組む「三方五湖DMO」が主催した。コースはロング(約160キロ)、ミドル(約120キロ)、ハーフ(約80キロ)の3種類を設定。いずれも県道三方五湖レインボーラインや水晶浜海水浴場(美浜町)を通過して敦賀半島を横断。敦賀市を巡って美浜町へ向かった。ミドルは熊川宿(若狭町)、ロングは小浜市まで足を延ばし、発着点に戻った。

 この日は青空が広がり、参加者は日差しを浴びながら笑顔で疾走。海岸や湖沿いで心地よい汗を流していた。コース中に複数設けられた給水・給食ポイントでは、梅干しやくずまんじゅうなどが提供された。

 同DMO最高執行責任者は「参加してくれた人たちが爽やかな表情でゴールした。これからも地域を盛り上げられるように頑張っていきたい」と話した。

(※福井新聞社提供。無断転載を禁止します。記事に関するお問い合わせは福井新聞社へ。)