高浜彩る庭園開放　５月２３日まで　民家や施設１６ヵ所

• 薄ピンク色のバラやハニーサックルのアーチなどを楽しめる「Ｈａｎａｈｏガーデン」＝１９日、高浜町中津海
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薄ピンク色のバラやハニーサックルのアーチなどを楽しめる「Ｈａｎａｈｏガーデン」＝１９日、高浜町中津海

　福井県高浜町内の民家や公共施設など１６カ所の庭や花壇を無料で一般公開する「オープンガーデン　ｉｎ　たかはま」が５月１９日始まった。いずれも丹精込め手入れされた花々や草木にあふれた庭ばかり。訪れた人たちを癒やしている。２３日まで。

　地元の花の愛好家でつくる「オープンガーデンＡｏｂａ」が毎年開催し５回目。

　近藤さんの「Ｈａｎａｈｏガーデン」（中津海）は、ハーブを中心に花や野菜を混植した「ポタジェガーデン」となっている。遅咲きのミモザが咲く入り口を抜けると、満開を迎えた薄ピンク色のバラやツユクサ、ハニーサックルのアーチが目を引く。

　山崎さんの「ＹＡＭＡＳＡＫＩ庭園」（鐘寄）は、小鳥のさえずりが響く落ち着いた雰囲気の庭や花木が見どころ。新緑に囲まれた小道を歩くと、紫や白色のランや高さ６メートルほどのケヤキの木などを見ることができる。

　色とりどりの多肉植物を寄せ植えした鉢が並ぶ大角さんの「ｙｕｋａｒｉｎ♪ガーデン」（西三松）、ハーブや果樹を楽しめる倉橋さんの「ペンションくらはしＧａｒｄｅｎ」（同）など、いずれも個性豊かな庭園ばかり。初日はあいにくの天気となったが、雨露にぬれ甘い香りが漂う花々を訪れた人が観賞した。

　同グループの会長は「丹精込めて手入れした花がお出迎えしてくれるので見に来て」と話している。

　午前１０時～午後４時。各庭の公開日は「オープンガーデンＡｏｂａ」ホームページ、場所は＝ＱＲコード＝から。問い合わせは事務局の高浜まちづくりネットワーク＝電話０７７０（７２）２７４０。