
海で大はしゃぎする児童=23日、小浜市田烏の国立若狭湾青少年自然の家
福井県小浜市田烏の国立若狭湾青少年自然の家に面する海岸の海開き式が6月23日、行われた。曇り空の中、県内外の児童約80人は一斉に海に駆け込み、泳いだり水を掛け合ったりして大はしゃぎした。
同自然の家に面する海岸は約200メートルで、施設利用者専用。沖合に40メートル×80メートルの遊泳エリアを設け、飛び込みなどができるいかだ2基を備えている。
海開き式には同市の内外海小5、6年生と、1泊2日の予定でこの日、宿泊学習に訪れた京都府舞鶴市の小学校の5年生が参加。玉井所長が「海に親しむ活動を通じ、美しい海を守っていくきっかけにしてほしい」とあいさつした。
午前中、雨が振り水温も低めだったが子どもたちは、へっちゃらな様子。海に勢いよく入り、自由に泳ぎ回った。水中眼鏡で海の中をのぞき込んだ子どもは「魚がいた」などと歓声を上げていた。
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