• 美浜・五木ひろしふるさとマラソンで海沿いを走るランナー=11日、美浜町竹波(宮本宰直撮影)
  • 美浜・五木ひろしふるさとマラソンで海沿いを走るランナー=11日、美浜町竹波(宮本宰直撮影)
  • 美浜・五木ひろしふるさとマラソンで海沿いを走るランナー=11日、美浜町竹波(宮本宰直撮影)
  • 美浜・五木ひろしふるさとマラソンで海沿いを走るランナー=11日、美浜町竹波(宮本宰直撮影)
  • 親子で出走するランナー
  • 5キロの部でスタートするランナー
  • 5キロの部でスタートするランナー
  • 1・5キロスタートで走り出すランナー
  • ウオーキングの部に出場した川端さん夫妻
  • 選手宣誓を務めた美浜ライオンズクラブの大瀧会長(左)と谷口さん
  • 開会式であいさつする天童さん
  • 開会式であいさつする五木さん
  • ミニコンサートで歌唱する五木さん
  • ミニコンサートを繰り広げる(左から)五木さん、大江さん、天童さん
  • 表彰式に臨む五木さん、天童さん、大江さん
  • 恐竜体操を踊る五木さん(中央)
  • 上位入賞者を表彰する五木さん(左から3人目)、天童さん(同6人目)ら
  • ミニコンサートで軽妙なトークを繰り広げる五木さん(左)と大江さん
美浜・五木ひろしふるさとマラソンで海沿いを走るランナー=11日、美浜町竹波(宮本宰直撮影)

 第37回美浜・五木ひろしふるさとマラソン(福井県美浜町、町教委、町スポーツ協会主催、福井新聞社共催)は5月11日、同町で開かれた。マラソン日和に恵まれ、ランナーは若狭湾沿いを駆け抜けた。

 同町丹生の特設会場を発着点に開かれ、ウオーキングを含む5部門に計2103人が参加。爽やかな潮風を浴びながら海岸沿いを軽快に駆けた。同町出身の五木さんが2年ぶりに来場。演歌歌手天童よしみさん、大江裕さんや、2008年北京五輪5000メートルに出場した小林祐梨子さんもゲストとして大会を盛り上げた。

五木さん2年ぶり登場、大会盛り上げ

 美浜町出身の歌手、五木ひろしさんが2023年以来2年ぶりに会場に駆けつけた。五木さんは周囲も認める“晴れ男”。小雨がやみ、さわやかな青空が広がる中で、演歌歌手の天童よしみさん、大江裕さん、2008年の北京五輪5000メートルに出場した小林祐梨子さんらゲストとともに大会を盛り上げた。

 若狭湾沿いの丹生特設会場は、早朝はまだ肌寒く、小雨がぱらついていた。それでも、五木さんが登場すると、暖かい日差しが差し込んできた。開会式で「心配していた天気も、いまはもうマラソン日和になった。美浜町は自然豊かで空気のおいしい町。楽しんで走ってほしい」と集まった参加者を激励した。3キロのスターターを務め、ランナーに笑顔で手を振っていた。

 ウオーキングの部出発前の準備体操にも登場した。恐竜の着ぐるみや大江さんとともに、自身の楽曲「恐竜体操」を元気に踊り、出場者の体をほぐした。

 表彰式後のミニコンサートでは、新曲「母の顔」など4曲を熱唱した。トークでは天童さんや大江さんと、地元美浜の良さを熱く語った。会場の笑いを誘う場面もあり、完走後のランナーらを喜ばせた。

 小林さんは予定していた5キロだけでなく、3キロの部にも出場し、沿道のファンらを喜ばせた。

「すべての人に感謝」力強く宣誓

 選手宣誓を務めたのは美浜ライオンズクラブ(LC)会長の大瀧さんと会員の谷口さん。交通整理や選手の荷物預かりなどのボランティア、沿道でランナーに声援を送る住民らを挙げて「大会に関わってくださる全ての皆さまに感謝して完走することを誓います」と力強く宣誓した。

 ふくい桜マラソンなど各地の大会に出場している大瀧さん。「ランナーが主役ではあるけれど、支えてくれる人がいて大会が成り立つ」。同LCからはこの日、約10人が参加し、コース上の監視など運営に協力した。大瀧さんは10キロ、谷口さんは3キロを完走。大瀧さんは「みんなで支えてきた大会。これからも盛り上げていきたい」と汗をぬぐっていた。

 

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