福井県美浜、若狭両町にまたがる県道三方五湖レインボーラインの山頂公園で、バラが見ごろを迎えている。赤、黄色、オレンジなどカラフルな大輪と青く広がる若狭湾のコラボが観光客を楽しませている。今年はバラを背景に写真を撮れるスポットもお目見えした。
1996年に完成したバラ園は五湖にちなんだ「三方」「久々子」など五つの花壇があり、計約280平方メートルに110種類、600株が植わっている。
今年は5月中旬に咲き始めた。鮮やかな黄色の「ゴールドバニー」や濃い赤色の「レッドキャスケード」、光沢のあるオレンジが美しい「楽園」などが咲き誇っている。直径1~2メートルのドーム形に刈られたサツキは4日時点で六、七分咲きで、10日ごろに満開を迎える見込み。バラ、サツキとも20日ごろまで楽しめるという。
バラ園近くに新たに設けられたガーデンテラスには黒いイスと赤いテーブルを置いてフォトスポットにした。撮影時にスマートフォンをセットできるスタンドもある。
20日まではローズフェアが開催中で、カフェや売店でバラにちなんだスイーツや商品を限定販売している。
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