• 色とりどりの大輪が夜空を彩った「とうろう流しと大花火大会」=2018年8月16日、敦賀市松島町(多重処理)
  • とうろう流しと大花火大会の開催などを決めた敦賀観光協会総会=1日、敦賀市プラザ萬象
色とりどりの大輪が夜空を彩った「とうろう流しと大花火大会」=2018年8月16日、敦賀市松島町(多重処理)

 新型コロナウイルス感染拡大や雷雨などの影響で2019年から中止が続いていた福井県敦賀の夏の風物詩「とうろう流しと大花火大会」について、主催する敦賀観光協会は1日、8月16日に5年ぶりに通常開催することを決めた。

 花火大会は戦没者慰霊の送り火のため1950年に始まった。19年は台風の接近、20、21年は新型コロナウイルス、22年は直前の雷雨の影響で取りやめた。中止前は約1万3千発を打ち上げ、約20万人が訪れていた。

 今年は1万発以上の花火を打ち上げる予定。有料の観覧席は、物価上昇の影響により2500円から3000円へ値上げを予定している。

 気比の松原海水浴場の開設期間については、7月15日~8月20日の37日間とした。昨年に続き、海水浴場でのバーベキューは禁止するが、浜茶屋管理の下でのバーベキューはできる。

 また、同協会ホームページ(HP)に掲載する動画の制作や画像の撮影、インバウンドの団体旅行をターゲットに宿泊と体験をセットにしたプランを新たにつくることも決めた。

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