ラベルで来春の北陸新幹線敦賀開業をPRしている梅酒「紅姫」の第5弾=4月30日、若狭町気山

 福井県嶺南地域の旅館・ホテルの女将(おかみ)らでつくる「若狭路女将の会わかさ会」は4月30日、若狭町、エコファームみかた(同町鳥浜)と共同開発した梅酒「紅姫」をリニューアルし、県道三方五湖レインボーラインの山頂公園第1駐車場でお披露目した。第5弾となる今回は、ラベルで来春の北陸新幹線敦賀開業をPRしている。

 若狭町特産の福井梅の品種「紅映(べにさし)」を使った「紅姫」は2016年から数量限定でリニューアルしながら販売している。

 今回の梅酒は県から「農遊コンシェルジュ」の認定を受けている同会が企画した収穫体験で保育園児が収穫した梅も使用。ラベルには「2024年春北陸新幹線福井・敦賀開業!」と記され、新幹線車両のイラストも施されている。健康志向に対応し甘さは控えめになっている。会長は「商品が新幹線開業のPRにつながってほしい」と話していた。

 720ミリリットルで2千円(税込み)。限定500本。同駐車場内のレインボーショップ「にじいろ」などで購入できる。

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