敦賀駅東アクセス向上　県道、市道開通　国８バイパスと連結　つながる北陸新幹線

• 一部開通した県道敦賀駅東線＝３０日、敦賀市中
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一部開通した県道敦賀駅東線＝３０日、敦賀市中

　来年春の北陸新幹線敦賀開業を控え、福井県が整備を進めてきた敦賀市のＪＲ敦賀駅と国道８号バイパスを連結する県道敦賀駅東線の一部が３０日、開通した。国道８号バイパスから東側に延びる市道中９号線も３１日供用を開始。敦賀駅と国道８号バイパスや北陸自動車道のアクセス向上など一帯の交通円滑化が期待される。

　県道敦賀駅東線は２０１７年度に事業着手。国道８号バイパスから市が整備する駅前広場までの約６９０メートルのうち、木の芽川東岸までの約４７０メートルが部分開通した。

　市道中９号線は国道８号バイパスから東側にある県道余座若葉線を結ぶ約１３０メートル。県道敦賀駅東線の延長上にあり、東郷・中郷地区から敦賀駅や北陸道への利便性向上が見込まれる。新たに開通した県道、市道と国道８号バイパスの接続点は十字路の交差点となり、信号も新設された。