
全国の温泉地を対象に昨年行われた「温泉総選挙2025」で、福井県若狭町立温泉施設「みかた温泉きららの湯」が湯治ウェルネス部門で全国6位、北陸エリア2連覇に輝いた。きららの湯の山口支配人は「北陸連覇ができて良かった。今年の総選挙では全国トップ3を目指したい」と意気込んでいる。
温泉総選挙は、環境省と内閣府、総務省、経済産業省、観光庁の後援を受け、観光地の活性化、官民一体の観光促進活動を支援する「旅して日本プロジェクト」が2016年から毎年開いている。
昨年の総選挙には「絶景」「おもてなし」など8部門に計77温泉地がエントリーし、8~10月のウェブや現地での国民投票で7万4314票が集まった。
きららの湯は2005年にオープンし、オーイング(本社高浜町)が指定管理者となっている。総選挙には、21年からエントリーし、「健康増進部門」で毎年全国入賞を重ねてきた。24年は、湯治や現代のライフスタイルに合わせて心身ともに健やかに新たな気づきを得られる温泉地がエントリーする「湯治ウェルネス部門」にエントリーし全国5位に。同時にエリア別集計も始まり、初の北陸エリア1位となった。
昨年の総選挙でも、塩分や鉄分濃度が高く、神経痛や関節痛に効能があり、保温効果も高い泉質や、鍼灸(しんきゅう)院が併設されていることをアピールした。
きららの湯は、昨年20周年を迎え、来館者も200万人を達成し、山口支配人は「来館者数は年々増えてきている。お客さんには『泉質が良いし、館内もきれい』とよく言われる」と胸を張る。今年の総選挙に向けて「温泉に入った後に鍼灸をすると効果が抜群であることなど、ほかのこともアピールして全国トップ3を目指したい」と話していた。
敦賀トンネル温泉は「美肌」で北陸1位 リラ・ポートと北国グランドホテル使用
温泉総選挙2025ではこのほか、県内では敦賀市の敦賀トンネル温泉が美肌部門で初の北陸エリア1位(全国15位)となった。同市高野の温浴施設「リラ・ポート」と同市中の北国グランドホテルが源泉を使用している。
敦賀トンネル温泉は1960年に旧国鉄が北陸本線の北陸トンネル工事中に湧出したことから名づけられた。「美人の湯」といわれるアルカリ性単純温泉で、つるつるの泉質に美肌効果があるという。
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