• はしご乗りを披露するつるが鳶保存会の隊員=12日、敦賀市きらめきみなと館
  • 新技「ミサゴの一閃」を披露する乗り手
  • 高さ約6メートルのはしごの上で技を披露する乗り手
  • 高さ約6メートルのはしごの上で技を披露する乗り手
  • 高さ約6メートルのはしごの上で技を披露する乗り手
  • はしご乗りを披露するつるが鳶保存会の隊員=12日、敦賀市きらめきみなと館
  • はしご乗りの大技に拍手を送る観客=12日、敦賀市きらめきみなと館
はしご乗りを披露するつるが鳶保存会の隊員=12日、敦賀市きらめきみなと館

 福井県敦賀美方消防組合敦賀消防団の出初め式が1月12日、敦賀市きらめきみなと館などで行われ、消防鳶(とび)隊「つるが鳶保存会」が華麗で勇壮なはしご乗りを披露した。力強い火消しの心意気を見せ、市民らに防火を呼びかけた。

 つるが鳶保存会の演技は法被姿の隊員43人が3隊に分かれて行った。9人の乗り手が交代しながら、高さ約6メートルのはしごの上で、火災の状況を確認する「火の見」や、屋根から屋根へ飛び回る様子を示した「八艘(はっそう)」などを繰り広げた。握力や腕力、バランスが求められる妙技が決まるたび、観客からは大きな拍手が送られた。

 つるが鳶の発足20年の節目に合わせて稽古を重ねてきたオリジナルの新技「ミサゴの一閃(いっせん)」も披露。鷹(たか)の仲間のミサゴが急降下して獲物を捕らえる様子をイメージした大技で、乗り手が足をはしごのたすきにかけてぶら下がり、体を回転させると、観客席から歓声が上がっていた。

 出初め式では、笙の川での一斉放水や市きらめきみなと館での観閲式もあり、団員や敦賀美方消防組合の職員ら計約200人が参加。同組合管理者の米澤光治市長は「昨年は敦賀市では幸い大規模な災害は発生しなかったものの、昨今の異常気象などによる激甚災害の増加に対応すべく、市民の安全安心に対する消防団への期待はますます大きくなっている」と訓示した。

 敦賀消防署によると、2025年の敦賀市内の火災件数は9件、死者は0人で24年比でそれぞれ13件、1人減少した。

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