
グランプリを受賞したこそだ亭舞扇さん=28日、小浜市まちの駅・旭座
小浜市で開かれた全国女性落語大会決勝で話術を競う参加者
小浜市で開かれた全国女性落語大会決勝で話術を競う参加者
小浜市で開かれた全国女性落語大会決勝で話術を競う参加者
小浜市で開かれた全国女性落語大会決勝で話術を競う参加者
小浜市で開かれた全国女性落語大会決勝で話術を競う参加者
グランプリを受賞したこそだ亭舞扇さん=28日、小浜市まちの駅・旭座
第17回ちりとてちん杯全国女性落語大会の決勝大会が9月28日、福井県小浜市まちの駅・旭座で行われ、グランプリの「ちりとてちん大賞」にこそだ亭舞扇さん=長崎県=が輝いた。
前日の予選を突破した6人が持ち時間15分以内で話芸を披露した。
舞扇さんの演目は、社会人落語家・浜ノ磯丸の名で活動する夫作の創作落語「ぞなくさ」。次女が実際に解いたクロスワードパズルの誤った答えをネタにしており、舞扇さんが巧みな口調で披露。会場に詰めかけた200人を笑いに誘った。
審査委員長の落語家桂あやめさんは「この家族あっての落語だった。クロスワードパズルが目に浮かんだ」と評価した。
今回5回目の決勝進出で女性アマチュア落語家日本一の座に就いた舞扇さんは「想像以上に会場から笑いが起きた。いつか大賞をとりたいと思っていたので素直にうれしい」と感激していた。
準グランプリに猿楽亭あんみつさん(東京都)、3位につね吉さん(大阪府)が選ばれた。
大会はNHK連続ドラマ「ちりとてちん」をきっかけに2008年から開催。アマチュアを対象にした四大落語大会の一つで、今回は全国から94人が参加した。
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