観光客にパンフレットを渡してくぼ丸なすの魅力を伝える児童たち(右)=7月27日、レインボーライン山頂公園

 美浜西小児童が7月27日、美浜、若狭両町にまたがる県道三方五湖レインボーラインの山頂公園で、観光客に地元の伝統野菜「くぼ丸なす」をPRする自作のパンフレットを配った。

 町内の小学生が町の活性化に取り組む「ふるさと美浜元気プロジェクト」で、同校5年はくぼ丸なすを知ってもらう活動を展開。地元生産者に教わり、学校の畑で育てたり、ナスの魅力を聞いたりしてきた。パンフは7班に分かれて作成し、イラストや生産者の思いなどを書いて仕上げた。

 この日は班ごとに行動し、観光客に駆けよって、しゃりしゃりとした食感があることや、さまざまな料理に使えると説明。観光客らは「どこに行くと売ってますか」「おいしそう」などと話していた。

 児童は「くぼ丸なすはりんごのような食感です。ピザに使うとおいしい。観光客のみなさんが私たちの話をしっかり聞いてくれてうれしかった」と話していた。

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